苔の小径へ(建部大社:滋賀)

滋賀県大津市にある建部大社を訪ねました。
日本武尊を祀る近江国一之宮で,琵琶湖南端の瀬田川に架かる瀬田唐橋を東に渡ったところにあります。
奈良時代に今の場所に遷座したと言われる長い歴史と由緒を持つ,全国屈指の古社だそうです。
(滋賀 2021-SG01②:2021年02月)

建部大社たけべたいしゃ

京阪電鉄石山坂本線の唐橋前駅から歩いて12分程度(約1000m)。
途中には瀬田の唐橋があり,てくてく歩く。
苔の気配はないけれど・・・。

この橋が中間点ぐらい。
橋を渡った先に建部大社の一之鳥居。
先に進むと左手に二之鳥居があり,参道を行くと神門。
立派ですね。

神門を入ると,正面に拝殿があり,その右手前に御神木の三本杉。
拝殿の奥の左側が本殿,右側が権殿。
ようやく,苔の気配が感じられる雰囲気。

さて,苔はというと・・・
・・・ありました。
神門から入った左手の社務所前に,苔の築山が。
ちょっと乾き気味。
ちなみに,左端に映っているのは水琴窟。

そして,拝殿に向かって右手には池が。
滝のような流れが作られて,
やはり,水辺と苔は相性がいいですね。

池の左には,大原神社,稲荷神社,八柱神社が並んでいて,
やはり,屋根には苔模様。
神様にご挨拶してから,見させてもらいました。

他にも,いろいろなところに苔を見ることができます。
明るい神社なので,苔にあふれているというわけではないですが,こういう苔模様も良いものです。
ちょうど庭師の方が苔の植栽を手入れされていました。

苔が目的ではなかったのですが,歴史ある神社ということもあり,思っていた以上に苔景色を楽しめました。
今回は全般的に乾き気味だったのが,ちょっと残念だったかも。

明日は京都の妙心寺へ。
続きは「苔の小径へ(妙心寺 退蔵院:京都)」で。

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